お客様紹介

株式会社ミルヒジャパン 様

大分県由布市湯布院町の由布院ミルヒ本店、由布院ミルヒドーナツ&カフェほか、大分空港、大分駅、タイランドなど、グローバルに展開されています。

株式会社ミルヒジャパン 専務取締役 野間口 晃司さまにお話を伺いました。

あったかいチーズケーキからはじまったミルヒ

いつもありがとうございます。
ミルヒ様は、昨年10周年を迎えられたとのことで、おめでとうございます。

由布院を皮切りにグローバルな展開をされていますが、当初から海外展開は構想にあったのでしょうか。

このミルヒをスタートさせた時は、みなさんあったかいチーズケーキは召し上がったことがないと思いましたので、湯の坪街道の本店でまずはあったかいチーズケーキから始めようということになりました。

その時点では、由布院駅前の由布院ミルヒ ドーナツ&カフェの構想もありませんでした。
なので、海外なんて想像もしていなかったですね。

人気商品とその秘密

湯の坪街道のお店も、由布院駅前のカフェも、連日お客様でにぎわっていらっしゃいますが、人気商品はなんでしょうか。

湯の坪街道本店は、焼きたてのチーズケーキ「ケーゼクーヘン」が一番の推しになっていて、由布院ミルヒ ドーナツ&カフェは、ドーナツが一番のおすすめになっています。

海外の方が多いようですが、お土産に選ばれている商品はなんですか。

クラッフェンという焼きドーナツが一番の人気です。カフェでは焼きたてを食べていただき、お土産にもご利用いただけるよう、それこそ脱酸素剤エバーフレッシュを入れてシーラーをかけて、お持ち帰りいただけるようにしております。

商品開発の際、大切にしていることはございますか。

商品開発で心掛けていること、パティシエに必ず伝えるのは、形容詞を二つ以上入れようということです。例えば、「熱々でトロトロ」、「ふわふわでトロトロ」などですね。

湯の坪街道本店でいえば、焼きたてのチーズケーキなので、熱々でふわふわ、さらに下にいくと、トロトロしていて、さらに一番下にクッキーを入れているので、サクサクしている。たくさんの形容詞を入れることで、お客様により響く商品になるのではないかと考えています。

あとは、由布院は観光地ということもあり、バレンターンデーやホワイトデー、クリスマスなどのイベントには疎い地域なんです。

インバウンドのお客様が多いこともあり、春夏秋冬、四季を感じていただけるのは日本特有の強みだと思っておりますので、春には桜、夏は抹茶、秋は栗とか、冬は世界共通かもしれませんがチョコレートなどを取り入れ、季節限定商品もご用意させていただいております。

日本の品質の高さを世界に

脱酸素剤や保冷剤などご利用いただいておりますが、弊社はお役に立てていますでしょうか。

もちろん、焼き菓子の品質を保つための、脱酸素剤エバーフレッシュやお客様に気持ちよくお持ち帰りいただき、安全で安心な状態でお召し上がりいただくための保冷剤など、お役に立ってるというか、なくてはならない存在です。

ありがとうございます。とても光栄です。
国内、海外ともにさらに広がっていきそうですね。今度の展望についてお聞かせいただけますか。

国内もそうなんですが、海外の方もお土産需要は増えていて、ミルヒはタイランド、タイのバンコクでも店舗展開をしておりますので、さらにお土産となる商品を作っていきたいと考えています。
広く海外の方にも日本の品質の高さを知ってもらいたいです。

店名の由来は、由布院産の牛乳

『ミルヒ』の店名の由来をお聞かせください。

『ミルヒ』は、ドイツ語で牛乳という意味なんです。
なぜドイツ語なのかというと、由布院の歴史の話になりますが、由布院はドイツのバーデン=バーデンという温泉地の町を目指して作った町といわれていて、実はミルヒのロゴの端っこに辻馬車が乗っているんです。この馬車も由布院の町を走っています。

由布院産の新鮮な牛乳を使ったスイーツ店ということで、『由布院ミルヒ』という店名になっております。

さらなる展開を楽しみにしております。
本日はありがとうございました。

取材協力

株式会社 ミルヒジャパン様

大分県由布市湯布院町川北字深山1757番地の7
電話:0977-75-8386
https://www.milch-japan.co.jp/