乾燥剤

コバルトフリー

環境対応型シリカゲル

RoHs・REACH対応、色が変わる湿度インジケータ、塩化コバルト不使用

環境対応型シリカゲル コバルトフリーとは

コバルトフリー Cobelt Free®︎

RoHS指令で含有が制限されている10種類の化学物質(水銀、鉛、六価クロム、カドミウム、臭素系燃焼剤(PBB類、PBDE類)、フタル酸エステル類(DEHP、BBP、DBP、DIBP))が含まれていないシリカゲルです。
通常青色シリカゲルの湿度インジケータとして使用しているREACH高懸念物質の塩化コバルトを含有していません。

コバルトフリーは、当社の環境対応型シリカゲルの登録商標です。

環境対応型シリカゲル コバルトフリーの特長

湿度インジケータはコバルトフリー

青色からピンク色へ変色する、塩化コバルトを使っていない湿度インジケータを含むシリカゲル。電子材料、工業部品の乾燥剤としてご利用いただけます。

海外向けの環境基準に適合

ヨーロッパなど海外への輸出向けで求められる、RoHs、REACHで規制されている化学物質は含まれていません。

環境対応型シリカゲル コバルトフリーのしくみ

二酸化ケイ素を主成分としたシリカゲルの表面には見た目には見えない微細な孔があります。
水分は湿度環境に応じて、その孔や、表面に吸着されます。
併せて、シリカゲルを包むフィルムにも通気性を持たせて、利用商品に適した乾燥剤として防湿環境をつくります。
湿度検知剤としての青色シリカゲルは、吸湿とともにピンク色に変わります。

製品情報

品名コバルトフリー
主な用途・半導体、電子部品(ハイブリット基盤・精密部品など)の出荷梱包内の湿度調整用
・医薬品、エコロジー商品の湿度調整用
安全性シリカゲルは、純度の高い(99%以上)の二酸化ケイ素からなります。
二酸化ケイ素は化学的安定で毒性はありません。
体内で消化吸収されないので、誤って食べても中毒を起こす心配はありません。
廃棄のしかた乾燥剤コバルトフリーは、プラスチックフィルムと内容物からなります。一般ごみ・家庭ごみの分別、捨て方は各自治体によって異なるため、お住いの市町村のルールを確認の上廃棄して下さい。

規格表

コバルトフリー

中が見えて、通気性がゆるやかなPETフィルム包装(CFPタイプ)と、中が見えにくくて、通気性が速い不織布包装(CFFタイプ)がございます。

CFPタイプ(PETフィルム包装)

品種寸法(mm)
巾×ピッチ
入り数
箱タイプ缶タイプ
CFP-1g30×5050003000
CFP-2g40×5040002000
CFP-3g50×5030001800
CFP-5g60×5020001500
CFP-10g60×751600800
CFP-20g70×901000400
CFP-30g70×115400250

CFFタイプ(不織布包装)

品種寸法(mm)
巾×ピッチ
入り数
箱タイプ缶タイプ
CFF-3g50×5030001800
CFF-5g70×5020001500
CFF-10g70×751600800
CFF-20g70×901000400
CFF-30g70×115400250
CFF-50g100×110300150
CFF-100g100×15015080
CFF-200g110×2457540
CFF-300g120×2455025
CFF-500g150×2453015

環境対応型シリカゲル コバルトフリーの性能

包装に用いるシリカゲル乾燥剤は、日本産業規格(JIS Z 0701)に定められており、A形シリカゲルの規格に適合したものを使用しいてます。
※2019年7月1日より、日本工業規格の呼称が日本産業規格に変更されました。

A形シリカゲルの日本産業規格(JIS Z 0701)との対比

A形シリカゲルの吸湿等温線(at25℃)