アルコール揮散剤

アルベール

アルコール揮散剤

しっとり食感・カビ防止・ガス袋不要

アルベールとは?

ALCOHOL(アルコール)VEIL(覆う)

アルコール揮散剤アルベールは、包装容器内でエチルアルコールを揮散させて食品のカビを防ぐ品質保持剤です。食品の柔らかさを守り作りたての食感を保ちます。
アルコールで食品をベール(覆う)という意味をネーミングに込めました。

アルベールの特長

作りたての食感を保ちます

カビの発生を抑えます。食品が硬くなりにくく、作りたてのしっとりした食感を保ちます。

美しく、表現できます

脱酸素剤に見られる酸素の吸収がないので、商品の圧迫がなく、柔らかさを守り、見た目の美しさを保ちます。

おいしく表現できます

透明度の高いOPPフィルムが使用できるので、お菓子のおいしさをそのまま表現します。

コストが抑えられます

アルコール揮散タイプなので、酸素バリア袋の必要がなく、包装コストを抑えることができます。

金属検知器に対応しています

原材料に鉄系のものを使用していないため、金属検知器が使用できます。

脱酸素剤のように発熱しません

内容物はシリカ(二酸化ケイ素)にアルコールを吸着させたもので、安全性が高いものです。アルコール揮散タイプなので、脱酸素剤特有の反応熱は生じません。

アルベールのしくみ

①粉末化させたアルコールを包装袋内で徐々に揮散させます。
②ガス化したアルコールが食品の表面に吸着、食品の表面を覆います。
③表面吸着と気化したアルコールが平衡になると、アルコール揮散は停止し静菌効果が持続します。
※③までは1~2日です。

アルベールの働き(模式図)

アルベールがアルコールを揮散し、アルコールが食品の表面に吸着する。表面吸着と気化したアルコールが平衡になり、静菌効果を持続する。

製品情報

主な用途カビの生えやすい食品に適しています。
適用範囲中程度~高い食品に(Aw0.60~0.90)
主な食品例パウンドケーキ、マドレーヌ、フィナンシェ、バウムクーヘン、マフィン、デニッシュパン、中華麺(半生)、珍味(さきいか)、黒糖など
アルベールに使用可能な包材OPP/PE、OPP/CPP、OPP単体、KOP/PE その他
※エチルアルコールガスを通しにくい包材をご利用ください。(原則、エチルアルコールガス透過10g/㎡・24hr・40℃ 以下のもの)
※アルコールガスが通りやすい包装袋の使用、シール不良、ピンホールがありますと、外部にアルコールガスが揮散してしまい、品質保持期間が短くなったりカビが発生する場合がございますので、ご注意してください。
アルベールの安全性アルベールの主原料は、二酸化ケイ素(シリカ)とエチルアルコールです。公的機関による急性毒性試験により安全性が確認されています。これら製品に使用する包装材料は、食品衛生法に基づき、食品に使用する器具、又は容器包装の規格に準じた試験で評価した材料を使用しています。

※中身の粉末を誤って食べたり、食物と一緒に煮込んだ場合でも異常がなければ、水を飲んで様子を見てください。誤食後何らかの自覚症状を感じた場合は医師の診察を受けてください。

規格表

別注にて受注生産いたします。お気軽にご相談ください。

品種 寸法(mm)
巾×ピッチ
個数 袋数 製品数
ダンボール
使用する商品の目安
0.3g 30×40 250 40 10,000 マドレーヌ(貝型)
フィナンシェ
0.6g 40×40 200 40 8,000 マドレーヌ(丸型)
オレンジケーキ(40〜50g)
1.0g 40×50 100 50 5,000 バウムクーヘン(50〜60g)
1.5g 50×50 100 40 4,000 マフィン(150g)
2.0g 60×50 100 35 3,500 デニッシュパン(100〜150g)
3.0g 60×60 70 30 2,100 パウンドケーキ(300g)
4.0g 70×60 60 30 1,800 パウンドケーキ(1斤)
フルーツケーキ(400g)
5.0g 60×80 50 30 1,500 デニッシュ食パン(250g)
6.0g 60×90 40 30 1,200 バウムクーヘン(丸型400g)
8.0g 70×90 40 25 1,000 デニッシュ食パン(500g)

利用する期間により、品質保持の程度が異なります。
上記はあくまで目安であり、使用する際は必ず実装試験をし、効果を確認していただきますようお願い申し上げます。

アルベールのサイズ選定方法

1、食品の水分活性値を測定する。
2、アルベール係数を算出する。
3、アルベール必要量を算出する。アルベール必要量=アルベール係数×食品重量÷100
食品の水分活性値(Aw値)が0.82のマドレーヌ60gの場合、0.82の係数は0.8です(算用表より)。選定式は0.8×60÷100=0.5となり、アルベール0.6gが使用目安となります。
4、包材を選定する。エチルアルコールガスを通しにくい方材をご利用ください。原則としてエチルアルコールガス透過10g/㎡・24hr・40℃以下の包材を使用してください。OPP/PE、OPP/CPP、OPP単体、KOP/PE など。
5、実装試験により品質保持の効果を測定する。同じ水分活性値でも、温度、作業環境、包材などによりアルベールの効果が異なる場合があります。
食品100g当たりのアルベール係数算出グラフ