知恵のひろば(Q&A) 
パウンドケーキを販売する際、脱酸素剤は、どこに入れるのが良いのでしょうか。また、気をつけることはありますか?

- 包装・流通・保管
- 脱酸素剤エバーフレッシュ
空気の流れがスムーズになるよう工夫しましょう
パウンドケーキの表面の剥がれや崩れを防ぐ目的でOPPシートを使用する場合は、空気の流れがスムーズになるよう工夫しましょう。
自力反応型の脱酸素剤であれば、OPPシートの内側、外側どちらでも袋内の酸素は吸収されます。
ただし、右図「A 」の位置では、OPPシートとパウンドケーキに脱酸素剤が挟まれて酸素の吸収がやや制限されます。
「B」は空気の流れが確保でき、脱酸素剤の能力が十分に発揮されるので、「B」の位置に入れることをおすすめします。

OPPシートの包み方

OPPシートは包み込まず、簡易に巻いてテープ止めして、ガス袋に入れることをおすすめします。
脱酸素剤を入れる位置

脱酸素剤をパウンドケーキの底面に入れると、生地の重さで空気が通りにくくなります。側面に入れるなど工夫しましょう。
パウンドケーキを脱気包装すると部分的に空気だまりができて酸素が残り、傷みやすくなることがあります。
脱酸素剤を使う場合は脱気包装せず包装袋に入れてください。