乾燥剤

ドライカル

石灰乾燥剤

すばやく湿気を吸収・吸収余力がわかる

ドライカルとは

ドライカルは、石灰(酸化カルシウム)を主原料にした食品用強力乾燥剤です。
加工工場内の一時保管の湿度管理の簡素化、品質保持に大きな効果を発揮します。

ドライカルの特長

すばやく湿気を吸収

包材に特殊耐水紙を使用し、すばやく湿気を吸収するよう設計されています。

外気湿度に影響を受けず吸湿

シリカゲル乾燥剤などは、外気の湿度により吸湿割合が変化しますが、ドライカルは、湿度の高低にかかわらず、自重の30%の吸湿能力を示します。

化学的な吸湿なので、
水蒸気を再放出しません

CaO(生石灰:酸化カルシウム)+H2O(水)→Ca(OH)2(消石灰:水酸化カルシウム)の化学的な吸湿なので、水蒸気を容器内に再度出しません。

粒状から粉末の形状変化で
余力がわかります

ドライカルを手に持って軽く振って、「サラサラ」と音がする粒状から、湿気を吸うと体積が大きくなり袋が膨らみます。

ドライカルのしくみ

ドライカルは石灰(生石灰:酸化カルシウム)を主原料として、次の化学反応で水分を吸湿します。
CaO(生石灰:酸化カルシウム)+H₂O(水)⇒Ca(OH)₂(消石灰:水酸化カルシウム)

石灰の特性上、湿気を吸うと体積が大きくなり、袋が膨らみます。そのため、袋を折り曲げて包装容器に入れると膨張により破袋することがありますので、十分な空間があるところに入れてください。

製品情報

品名ドライカル
主な用途おかき、飴、海苔、干し椎茸など

※干し椎茸専用ドライカルは、低温倉庫によく似た湿度環境を作り出し、湿気を含んだ干し椎茸を変色させずに再乾燥させるなど、干しシイタケの品質を保つことができます。
使用可能な包材水蒸気を通しにくい包装容器をご利用ください。材質は、バリアOP/CP、KOP/CP、バリアPET/PE、PET/AL/PEなど
安全性ドライカルの主原料は酸化カルシウムです。マウスによる経口急性毒性試験ではLD50=3059㎎/kg(RTECS2004)。これらの製品に使用する包装材料は食品衛生法に基づき、食品に使用する器具、又は、容器包装の規格に準じた試験で評価した材料を使用しています。
※中身の粉末を誤って食べたり、食物と一緒に煮込んだ場合でも異常がなければ、水を飲んで様子を見て下さい。誤食後何らかの自覚症状を感じた場合は医師の診断を受けて下さい。
廃棄のしかた乾燥剤ドライカルは、プラスチックフィルム(紙を含む)と内容物からなります。ゴミの分別、捨て方は各自治体によって異なるため、お住いの市町村のルールを確認の上廃棄して下さい。

規格表

別注にて受注生産いたします。お気軽にご相談ください。

品種寸法(mm)巾×ピッチ入数(個)
2g35×604000
3g40×603000
5g50×602000
7g55×601500
10g55×801500
15g70×801000
20g80×80800
30g80×100500
50g100×125300
100gL125×153150

ドライカルのサイズ選定計算方法(量の目安)

食品の重さに対して、1/10~1/20です。